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ジッツオG1370M+Really Right Stuff B2 LLR ll

普段は自由雲台を使っているのですが
矢張り水平出しの後上下に振るのは3Way雲台が便利なので
ジッツオの中型下駄雲台にRRSのクランプを付けるのだが
コルクを間に挟んでネジ一本で付けるよりRRS専用にしてしまおうと企んだ
草鞋の様な雲台トップの平面は不要なので思い切りよく切り落とす

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先ずは分解

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裏から見て真ん中のリブ辺りから切り落とすと良さそう
表のコルクを剥がしてバイスで挟む

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バイスに固定してひたすら糸鋸でしゃこしゃこ
#0000しか手持ちが無かったので、もっと歯が粗い方が良いのだが
この細かい歯で延々しゃこしゃこ

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長時間の格闘の結果、切り口はくねくねなので
鑢で平面に整形

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次いで穴あけ
細い3mmの錐で下穴を開けて

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1/4の細ネジが通る様に8mmで穴あけ
1/4inchだと7mmでよいのだが持っていなかったので
アルミと違って1370Mは材質がマグネシウムの所為か結構硬い
8mm穴を貫通する頃には母材が手で持てない程の熱を持った
回転数が早すぎたらしい
チョイ焦げ臭くなったがなんとか貫通
同様に後二つ穴あけ

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横位置は三本で留めるが
縦は二本となった
先の方の穴に近い位置になってしまうのと只単にめんどくさくなったので

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仮止めで様子を見る
縦でも横でも付けられる様にした
35mmのボディを直に付けるなら横
レンズ三脚座があるレンズ(長玉)や中版大判カメラは縦

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一応はマグネシウム製だから酸化が怖いし
見た目もナンなので切り落としたコバと縦にした時に当たる先端部のリブを削った部分を塗装
まあプラカラーなので皮膜の強度や食いつきは期待出来ないがピカピカ状態よりはマシだろうと自分に言い聞かせる
プライマーの後クロームシルバーを塗ってから焼鉄色をドライブラシに近いやり方で上にムラで乗っけていく
ヘタで汚いが遠目には・・

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組み込んで完成
ブログエントリーではさっさと作業しているように見えますが
実は結構時間が掛かっております
ネジ式ではなくレバー式のクランプを使ったのはネジだと縦に組んだ際、草鞋の座面に引っかかって回しにくい為
普段の自由雲台には代わりにネジ式クランプを付ける
もう一つB2LR買おうかな~(何時かね)

これで弱点だった雲台座面後端が当たって上に向けられなかったのが随分と俯角をとれるようになった
その時35mmではファインダーを覗くのは苦労しそうだが

コルクが間に無くて
クランプがボルトで直に止まっているので実にしっかりしていると自己満足
(そう思わないとタマラン)
by GG-1 | 2012-04-20 14:27 | 機材・道具など
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