寂び錆工場

↓にアップした寂び錆工場壁
地図を見ると岡田商事とある
可也大きく年代モノみたい

全体はこんなに大きく奥に長い
屋根がツートンカラーなのは建て増しなのか
上から見ると構内の引込み線跡が見える

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千住関屋町


EOS-1D X EF24

線路跡が有ると言う事は結構この工場は古いのか
ネットで古い航空写真を見てみると東武の千住貨物駅の横なので
本線から貨物線に分かれて更に二股に分かれて片方が岡田商事に引き込まれている
地理院地図から転載

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先ずは1936年
上の斜めの道路が墨堤通りで平行して京成鉄道が通り更に上にカーブが少し見えているのが東武鉄道
左側の千住貨物駅は判るが岡田商事は雲でも掛かっていたのかボヤけていてイマイチ判り辛いが大きい工場は無いように見える
千住貨物駅には隅田川から掘割で船が着けれる様になっているのが判る
船と鉄道への積み替え設備の駅だったのだな
岡田商事にも掘割が入っているので何らかの工場があるみたい

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次は1944年
幾分ハッキリして岡田商事の工場が判る
左半分しかないのは右側は掘割だから

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で1947年
急にハッキリ
流石はアメリカさんです
千住貨物駅の掘割には船が連なりヤードには貨車も連なり盛況の様
岡田商事の工場上屋はハッキリ判り右半分は掘割にかぶさって骨組みが見えるので船から積み下ろし用の、このフレームにぶら下がるクレーンでも有ったのではと想像します

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1963年
まだ貨物駅にも岡田商事にも掘割がある
横の煙突から煙が昇っているのが面白い

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最後は1979年
千住貨物駅も岡田商事も掘割が埋められている
工場は掘割が無くなった時点で屋根が掛けられたみたい
コレで錆寂び工場の屋根がツートンの訳が判明
63年と79年の間は変化が激しい
航空写真を見ていると面白くて時間があっと言う間に過ぎる
国土地理院さん有難う
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by GG-1 | 2016-01-13 20:58 | 建物・街歩きなど | Comments(2)
Commented by henronin at 2016-01-14 11:04
こうしてみるとどうしてそうなったかが知れて実に面白い ただの錆好きの自分にはここまで考えが巡りませんでした
絵として捉えるだけでなくそうなったか過程も気にしないといけません!
Commented by GG-1 at 2016-01-15 18:53
>henronin様
いや私も普段なら調べないのですが
引込み線跡があると古い航空写真からでも判るのではと検索してみたのですよ
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